なんらかの事情で、Windowsサーバの評価版を導入したもののいつの間にか有効期限が切れてしまった!!
そんなことがしばしばあると思います。
Windowsサーバ2016評価版は180日の期間利用することができます。また、延長も最大6回までできますので、最大1080日間(約3年)サービスを利用することができます。
開発環境の構築やWindowsサーバの理解度を高めるにはちょうどいい期間になりますね。
目次
有効期限が切れるとどうなる?
評価版の有効期限が切れてもサーバ自体は起動しますが、しばらくすると、勝手にシャットダウンされてしまいます。
最初のうちは、「あれ!?電源落ちたかな??」程度の認識でしたが、起動しても、する度にシャットダウンが繰り返されるので、確認したところ有効期限が切れていました。
評価版のライセンス管理については、”うっかり”忘れてしまうケースがありますので、注意はしなければなりませんが、期限が切れてからでも更新することはできますので、必要であれば更新しておきましょう。
評価版のライセンス更新方法
評価版のライセンスは、最大で6回更新することができます。
コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行します。
slmgr /rearm
コマンドを実行して、Enterをクリックすると「コマンドは正常に完了しました。変更を有効にするには再起動して下さい」と表示されます。
再起動を実行して、有効期限が更新されます。
再起動の理由を聞かれますので、今回は「その他(計画外)」とでもしておきましょう。
評価版の有効期限が更新されました。
設定は以上になります。
Windowsサーバ評価版のダウンロード
余談にはなりますが、Windowsサーバ評価版はこちらからダウンロードできます。
サービス利用にはMicrosoftアカウントが必要になります。
評価版のISOメディアのサイズが5.09GBになりますので、一般的な4.7GBのDVDメディアでは容量が足りません。
仮想マシンならとかく、物理マシンへのインストールの場合は、インストール用USBメディアを作る必要があります。
ISOからインストール用のUSBメディア作成には、Windows USB/DVD Download Toolを活用しましょう。