最近、GoogleChromeの動作が”重い”です。。。
具体的には、Gmailを開いた時に30秒くらい固まってしまい、マウスを動かすことができない、別のメールフォルダに推移でいない。受信メールに添付されているファイルをダウンロードすると、フリーズしてしまう。プリンタ印刷やファイル参照を行なうとフリーズする。
このような状況です。
私の場合は、いくつかの検証を実施し解決に至りましたので、参考までに共有さえせていただきます。
目次
検証1︰シークレットモードで検証する
まずは、シークレットモードでChromeを起動して、拡張プラグインが影響を与えていないかを確認してみましょう。
ウィンドウ右上の[GoogleChromeの設定(︙)]を選択して、[シークレットウィンドウを開く]を選択します。
すると、新しいウィンドウ(シークレットウィンドウ)が開かれます。
「シークレットモード」の状態で、フリーズしていた、アプリケーションなどを開いてみて検証してみて下さい。「シークレットモード」では問題なくChromeが動作する場合は、[拡張プラグイン]が悪影響を与えている可能性が高いです。
長期間使用していないプラグインや不要なプラグインは削除するなどしましょう。
プラグインの削除方法
以前は、[chrome://plugins]と入力すると、プアrグインの有効化/無効化を切り替えることができるページにたどり着けました。
しかし、Chrome 57.0.2987.98以降で廃止されてしまい、現在は、[設定}>[拡張機能]より対処することができます。
Chromeの拡張機能画面で、不要なプラグインを無効化/削除して検証を行います。
検証2:ハードウェアアクセラレーションを無効化
プラグインの無効化/削除で状況が改善しない場合は、[ハードウェアアクセラレーションの無効化]してみましょう。
ハードウェアアクセラレーションとは?
ハードウェアアクセラレーションとは一体どのような機能なのでしょうか?
ハードウェアアクセラレーション(hardware acceleration)は、GPUアクセラレーションとも呼ばれ、パフォーマンスを改善するために使用される様々な技術の内の一つ。
VIDEOPROCより
CPUの負荷を低減しながら、DVDコピー/オンラインゲーム/4K・8K動画/HEVC動画などといったデジタルメディアの画質や音質の劣化を最小限に抑え、高品質・高圧縮・爆速で作業をこなす。
要するに、「映像系の処理は、CPUではなくGPUに任せてしまおう!」というのが、ハードウェアアクセラレーションです。
GPUを搭載していない端末で、「ハードウェアアクセラレーションをONにする」と色々と不具合が生じてきます。GoogleChromeの場合は、「使用可能な場合は使用する」となっているので、通常は、特に変更する必要はありません。
ハードウェアアクセラレーションを無効化する手順
とわいえ、何らかの理由で、無効化したい場合は、以下の手順で対応していきましょう。
Chromeの設定>[システム]>[ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する]を無効にしてChromeを[再起動]します。
検証3:履歴・Cookie・入力情報の削除
履歴・Cookie・入力情報の削除を実施して確認してみましょう。
設定(︙)>履歴>閲覧履歴データの削除の順に進み、期間/削除する項目を選択し、データを削除をクリックします。
これらの情報を削除することで、状況が改善する場合がありますので、試してみましょう。
検証4:Chromeの再インストール
[不要なプラグインの削除]、[ハードウェアアクセラレーションの無効化]などを行っても改善されないようでしたら、Chromeを一旦、アンインストールして再度インストールしてみましょう。
その際に、Googleアカウントで同期しておくと、ブックマークや保存されたPWなどが、再インストールしても引き継ぐことができますので、便利です。
その他:Chromeのバージョンは最新でしょうか?
Chromeのバージョンは最新の状態のものをお使いでしょうか?
前提条件ではありますが、念の為確認しておくとよいでしょう。
[設定(︙)]>[Chromeについて]の順に進むと、Chromeのバージョンが確認できます。最新でない場合、自動的に更新がスタートして最新状態になります。更新が完了したら、Chromeの再起動を実施すれば完了です。
以上になります。
私の場合は、プラグインが原因(ぶつかっていた模様)でしたので、削除することで解決しました。
「Chromeの動作が遅い・フリーズする」といった症状が発生した場合、まずは、[シークレットモード]で状況を確認し、動作状況をチェックしてみるとよいでしょう。