YAMAHAルータのファームウェアを更新の手順について説明していきます。
今回使用する機器は、RTX1210シリーズとなります。
ファームウェアの更新は、「バグの修正」「脆弱性の更新」を目的とするものがほとんどですので、新しいファムウェアが公開された場合は、対応するようにしましょう。*ファームウェアの更新時には、configファイルのバックアップを取っておきましょう。
目次
更新手順
ファームウェアの更新手順を一気に進めていきましょう。
ネットワーク経由でファームウェアを更新する手順
rtx1210の管理画面にログインしたら、保守>ファームウェアの更新と進みます。現在のリビジョンを確認し、ネットワーク経由でファームウェアを更新>進むをクリックします。
新しいファームウェアリビジョンの確認
更新可能なファームウェアバージョンが出てきますので、問題なければ「実行」をクリックします。
ソフトウェアライセンス契約を確認し、問題がなければ「同意する」をクリックします。
新しいファームウェアの更新がスタートします。
「ファームウェアの更新が完了しました。」と表示されたら、「TOPへ戻る」をクリックします。ルータが再起動されますので再移動完了を待ちましょう。
ファームウェアが更新されたのを確認して下さい。
ルータを狙う攻撃をファームウェア更新で予防する
ルータの脆弱性が存在すると、その脆弱性を狙われる恐れがあります。
例えば、ルータのDNS設定が書き換えられてしまった場合、そのルータ経由で接続されているPCは悪質なサイトへ誘導されてしまい、被害に遭うこともあります。
ルータもOSやソフトウェア同様に、発売後に脆弱性が発見されるケースが多々あり、その都度、修正プログラムを公開する流れが一般的です。
私たち使用者においても、設置後においても定期的なメンテナンスが必要になるのです。
導入後、一度も管理画面を開いていない方がほとんどだと思いますが、ファムウェアを確認し更新することで、問題点を修正することが可能になるのです。