G Suiteをご存知でしょうか?
Gmail、Googleカレンダー、Gドライブ、Chatやハングアウトなど様々なビジネスツールがGoogleアカウントで使用できるサービスです。
現在、会社で使用しているドメインを活用してアカウントを発行し、運用することが可能なので、メールアドレスが変更になることもありません。
目次
キラーコンテンツはGmail
実際、Gmailを使用するためにG Suiteを利用するユーザも多いと聞きます。
Gmailはクラウド型のメールサービスで、インターネット環境があれば端末を選ばす、いつでもどこでもメールを操送受信することが可能です。(*設定次第でオフラインも可能)
さらに、セキュリティ機能が非常に優れていて、AIによるスパムメール判定や学習機能、sandbox機能による悪意のあるファイルの検査など、他の追随を許さないサービスになっています。
Gmail使用する事で、「誤って悪意のある実行ファイルをクリックしてウイルスに感染…」なんて事もかなり予防できます。
接続認証も、OAuth2.0になるため、POP/IMAP・SMTP認証が主流のOutlook2013・2016などの安全性の低いアプリでは接続できないようになっています。
IMAP/SMTP接続は、Google基準で見ると安全性の低いものとして扱われるのですね。。。
また機能面を見ると、予約投稿機能も追加され、メールの作成や返信をまとめて行うことも可能ですし、相手の時間に合わせて投稿することが可能です。
私たちの会社でも、Gmailを活用させてもらってますが、もはや手放せないサービスになってます。
Googleカレンダー
Googleカレンダーに関しては、G Suiteのメンバーでなくとも、独自のアカウントで利用することができます。
これもシンプルな機能とUIでカレンダー機能に特化してますので非常に使いやすいです。
iPhoneの標準アプリや各種システムとの連携も比較的簡単にできるので、スケジュールをGカレンダーに入れて、他のシステムで共有するようなケースもあります。
Gドライブ
Gドライブは30GB~無制限のクラウドストレージサービスになります。Excel、Word、PowerPointなどの代わりになるソフト(スプレッドシート、ドキュメント、プレゼンテーションなど)があり、オンライン上で社内外のユーザと共有、編集することが可能です。
ちなみに、私たちの会社ではOfficeソフトの使用を今年度から廃止にしています。理由は、Officeの操作はタイムロスが多く、データの共有がしずらいからです。
同期型のGドライブアプリもあり、従来の共有ファイル感覚で使用することも可能です。Officeソフトなどファイルを保存することも出来ますが、そもそもOfficeソフトを使用せずGSuite内のツールで代用する会社も増えてきています。弊社でも活用していますが、社内利用に関しては全く問題ありません。
また外部にデータとして送る際にはPDFファイルに変換するのが慣習ですのでそこも問題はないでしょう。
コミニケーションツール
他にも色々なサービスがあります。
一度に最大25名の組織内外のメンバーとテレビ会議ができるビデオハングアウト、HangoutsChatといった機能でコミュニケーションを円滑にします。もちろん在宅ワーク、テレワークにも有効活用できます。
組織の規模が大きくなるにつれて、内部のコミュニケーションが円滑に取りづらくなってきます。
例えば、スタッフが在席中なのか離席中なのか分からず、わざわざ内線で確認したり、メールなどでファイルを送りあったりしているケースもありますが、効率的ではありません。
チャットやカレンダーを上手に活用する事で、そういった無駄を省くことができ、組織としての業務効率が大幅に改善するでしょう。
価格と機能
G Suiteの価格帯はベーシック、ビジネス、エンタープライズのカテゴリに分けられていて、月々の利用料によって利用できるサービスと機能が異なります。
以下に簡単にまとめました。料金に関するより細かな情報については[お支払いプラン | G Suite]をご確認ください。
BASIC
680円/1ユーザ/月
基本的な機能と30GBのストレージサービス
- 基本的なコミィニケーションツールと24時間365日のカスタマーサポートサービス
Business
1,360円/1ユーザ/月
無制限のストレージサービスとアーカイブ機能
- BASICの機能に加えて、メール・チャット・ファイルの電子情報開示、ローコード型のアプリ開発環境
Enterprise
3,000円/1ユーザ/月
高度な管理機能を搭載した最上位プラン
- Businessの機能に加えて、セキュリティと管理機能をさらに強化。
G Suiteはマルチなサービスの集合体
極論ですが、SOHOや小規模企業であればG Suite一つあればビジネスはできてしまいます。
Webサーバとしてのサービスは含まれていませんが、それ以外は大体いけます。
今後さらに働き方は多様化しフリーランスで働く人は増え続け、副業も活性化するでしょう。また、ボランティアに近い形でのライフワークを行う人も増えてきます。
G Suiteは場所や時間の制約を受けず、フレキシブルに働くことが求められる時代にマッチしたサービスなのです。